オタotaパパ

三児のパパでオタクなヤロウが、ダークサイドに片足突っ込みながら人生の悲喜こもごもを描き出す素敵ブログ。

四月は君の嘘

今更かもしれないけれど、「四月は君の嘘」全巻読み終えました。


なんというか、てっきりお涙頂戴的な感動話で締め括るのかと思ってて、一昔前のケータイ小説みたいな安っぽい展開になったらどうしてくれようと考えていたのですが、どうやら杞憂に終わったようで、すみません、甘く見ておりました。


「さよならフットボール」でもそうだったけれど、オチがスッキリするというか、胸がスーっとするというか、決してハッピーエンド全開ではないとはいえ、後味がよく、すごく前向きに感じる終わり方をしてくれたんですね。


意外な展開というわけでもなく、涙々の感動話というわけでもなく、ただその読了後のスッキリ感が気持ち良かった。いい作者ですよね、そう思います。


そうは言っても、「嘘」に関しては予想できなかったなあ。ああ、そうだったのか、と。
ああ、やっぱりね、と思う人はいるのだろうけど。