オタotaパパ

三児のパパでオタクなヤロウが、ダークサイドに片足突っ込みながら人生の悲喜こもごもを描き出す素敵ブログ。

頭文字Dの名言

今週のお題「ゲーム大好き」

まだ、ゲーセンのレースゲームの頭文字アーケードステージがver.2だった頃のお話。
今はver.6かな? ダブルエース?
最近のことはよくわかりませんが、当時は月額三万円を頭文字代として取っておいて、毎日ゲーセン通いをしてました。
実名の峠道がコースになっているこのゲーム。当然早くゴール出来るほうが上手いわけですから、より良いタイムを出すために躍起になった人も多いはず。
毎日通っているとトップランカー(ネットのランキングがあって、そこのトップに名前が載る人のこと。平たく言えばかなり上手い人)さんとも話す機会も出来てきまして、ある日数人で話したことがあったんです。

「あのコース、100回くらい走っているのに、なかなか上手くならない。何が悪いんだろう」

とある人がトップランカーさんに尋ねました。
コースの特徴からなる攻略法を話してくれるのかと思ったのに、返ってきた答えはまるきり違ったものでした。

「それは、あなたが100回走っている間、俺が1000回走っているだけ。あなたが1000回走っているなら俺は10000回走っているだけ。そんだけの話だと思う」

どんなものでも上手くなることに近道はなく、また努力を覆す天才も存在しない。
あるのは「どれだけやってきたか」という事実のみ。
もう十年近く経ちますが、いまだにこの言葉は忘れられません。